こんにちは。
【側弯症エクササイズ】でご好評頂いております、東京都　練馬区　石神井公園駅前、クオラ整骨はり灸院の【中川　由美】です。
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【側弯症は遺伝するの？】

結論から言うと、側弯症に関わる遺伝子がいくつか分かってきました。
ご両親や兄弟の方に側弯症がある場合は、専門家のチェックを受けられたら良いと言われています。

~日本側弯症学会HPより~

https://www.sokuwan.jp/patient/disease/heredity.html

現在、日本では慶応義塾大学と理化学研究所が共同で【側弯症の遺伝子研究】を進めています。

【どうして遺伝子研究を進めることになったのか？】

最近は、多くの病気に対して、手術・検査などに伴う痛みや発熱、出血などをできるだけ少なくする治療法が開発されています。
具体的には、これまで大きくお腹を切り開いて手術をしていたものを、できるだけ小さな切り口で済むようにすることや、
内視鏡やカテーテルを用いた治療法にすること、などがあります。

しかし、重度の側弯症には、いまだに治療法として、負担が大きく脊椎の可動性も制限される脊椎矯正固定術しかありません。

そのため、側弯症の原因、病態を解明し、発症、進行の予防・治療法を確立することが待ち望まれています。

【関係する遺伝子】

思春期特発性側弯症（AIS）の発症しやすさを決定する遺伝子として、
脊髄や骨格筋に発現するLBX1（lady bird homeobox 1）、
軟骨組織に発現するGPR126（G protein-coupled receptor 126）、
筋肉・子宮・卵巣に発現するBNC2（Basonuclin 2）、
脊椎・脊髄・骨格筋に発現するPAX1（Paired Box 1）、
性分化や軟骨細胞の分化に重要なSOX9、などの遺伝子を同定しています。

GPR126の発現を抑制させたゼブラフィッシュでは明らかな椎骨の骨化の遅延（染色性の低下）と成長障害がみられました。
BNC2を過剰発現させたゼブラフィッシュにおいて、側弯症を発症することを発見しました。

また進行に関連していると思われる1つの遺伝子として、
精巣・脊髄・骨・椎間板・軟骨に発現するMIR4300HG（Micro RNA 4300 host gene）がわかりました。

日本では、まだ遺伝子検査をすることができませんが、
今後、研究が進むことを期待しています💖

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